Submarine SS Yushio Class (全艦退役)
 潜水艦「ゆうしお」型
潜水艦「ゆうしお」型・SS Yushio Class
●Spec

●基準排水量:2200t(もちしお2250t なだしお以降2250t)/水中排水量:3600t
●主要寸法:全長76.0m×幅9.9m×深さ10.2m×喫水7.4m
●エンジン:ディーゼル2基・エレクトリック1基1軸 出力:7200PS 水上:3400PS
●速力:約12kt(水中)約20kt
●船型:完全複殻式(涙滴型)
●乗員:約75名
●主要装備:533ミリ魚雷発射管×6門(一部の艦を除きハープーン対艦ミサイル発射兼用)

 艦記号・番号・艦名
竣工
造船所
所属
定係港
備考
 1番艦 SS-573 ゆうしお
S55.02.26
三菱神戸
除籍
-
SS-573 →ATSS-8006→H11.03.11 退役
 2番艦 SS-574 もちしお
S56.03.05
川崎神戸
除籍
-
SS-574 →ATSS-8007→H12.03.11 退役
 3番艦 SS-575 せとしお
S57.03.17
三菱神戸
除籍
-
SS-575 →ATSS-8008→TSS-3602→H13.03.30 退役
 4番艦 SS-576 おきしお
S58.03.01
川崎神戸
除籍
-
SS-576 →TSS-3603→ H15.03.04 退役
 5番艦 SS-577 なだしお
S59.03.06
三菱神戸
除籍
-
S63/第一富士丸と衝突事故 H13.06.01 退役
 6番艦 SS-578 はましお
S60.03.05
川崎神戸
除籍
-
SS-578 →TSS-3604H18.03.09 退役
 7番艦 SS-579 あきしお
S61.03.05
三菱神戸
除籍
-
H16.03.03 退役 てつのくじら館屋外展示
 8番艦 SS-580 たけしお
S62.03.03
川崎神戸
除籍
-
H17.03.09 退役
 9番艦 SS-581 ゆきしお
S63.03.11
三菱神戸
除籍
-
SS-581 →TSS-3605H20.03.07 退役
 10番艦 SS-582 さちしお
H01.03.24
川崎神戸
除籍
-
H18.04.14 退役
●海上自衛隊初の「涙滴型(ティアドロップ)」潜水艦です。「うずしお」型の後継として建造されました。
●「うずしお」型に比べ、潜航深度、航続力、装備、居住性などの改善が図られたため大型化しています。
●昭和55年から平成元年にかけて10隻竣工されましたが、全艦退役しています。
●4番艦「おきしお」は、海上自衛隊の潜水艦で最初に曳航式ソナー(TASS)が装備され、セイル脇から艦尾にかけてハイドロフォンを連ねたストリーマーケーブルの鞘が導設されています。
●6番艦「はましお」は平成15年3月4日付けで練習潜水艦(SS→TSS)に種別変更されています。(2006/03/09除籍)
●5番艦「なだしお」は昭和63年、横須賀沖で釣り舟「第一富士丸」と衝突し死者を出す不幸な事故を起こしました。
●7番艦「あきしお」は、呉 海上自衛隊呉史料館「てつのくじら館」屋外展示されています。
●9番艦「ゆきしお」は、平成18年3月9日付けで練習潜水艦(SS→TSS)に種別変更、平成20年3月7日付けで除籍されました。
●潜水艦教育訓練は、練習潜水艦(TSS)が登場するまで特務艦(ATSS)がこの任に当たっていましたが、練習潜水艦(TSS)種別の新設によって特務艦(ATSS)は廃止されています。
●海上自衛隊の潜水艦は、全て神戸の造船所で建造されており、三菱重工神戸造船所と川崎造船神戸造船所で交互に建造されています。
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TSS-3604 練習潜水艦はましお
7番艦 SS-579 あきしお
TSS-3605・練習潜水艦ゆきしお
「ゆうしお」型 呉Sバース
ゆきしお 右舷後方より
呉Sバース・練習潜水艦はましお
「ゆうしお」型 呉Sバース
ゆきしお 右舷後方より
呉Sバース 6番艦 はましお

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